東京タワー
東京スカイツリーが完成した後も、東京タワーは東京の
シンボルであり、日本を代表する建造物の一つとして愛
されています
開業後六十数年が経過してもなお、その存在感が色あせる
事はありません
電卓もパソコンもなかった時代に正確な設計図が作成され
十分な大型建設機材もない中、1年半という短い工期に
常時400人、延べ22万人もの人海戦術で完成されたと
いうのだから驚きです
着工した1957年6月の日本は、第二次世界大戦終戦後、
日本中が焼け野原となった日からわずか10年余りしか経過
していない、どん底から立ち直っていく途上の只中でした
「エッフェル塔に負けない、復興のシンボルを!」
そんなコンセプトで短期間に完成させた当時の関係者の
情熱の強さ、そして日本人の敗戦の屈辱感、劣等感を払拭
するに余りある完成後の勇壮な姿は大いに国民を勇気づけ
たに違いありません
イルミネーション工房では「天の川イルミネーション」と
いう夏のイベントで、展望台までの非常階段をイルミネー
ションで装飾させて頂きました。
キラキラと青く輝くイルミネーションと荘厳な赤の東京
タワーのコラボレーションを多くの方に楽しんでいただいた
ことも東京タワーの長い歴史の1ページとして記して頂けた
事は我々の喜びです